
はじめに
状況としては、キャビネットを消毒する必要があり、しかも今すぐ行う必要があります。5分後ではなく、ゆっくりと準備をするわけにもいきません。
私たちがこの赤外線ヒーターを開発したのは、まさにそのような状況のためです。つまり、即座に滅菌可能な温度に表面を加熱する必要がある場合です。目的は単純で、数秒以内に対象面を適切な温度に持っていき、待ち時間をなくすことです。待ち時間があると、滅菌処理全体が台無しになってしまいます。
内部構造
すべては、迅速に送られる強力なエネルギーにかかっています。
このヒーターは400Vで動作し、強力な赤外線エネルギーを発生させるのに必要な電流を供給します。管の長さは300mmに設定されています。これにより、熱を一箇所に集中させることができますが、同時に標準的なキャビネットの幅全体を均等に加熱できるので、熱が集中することはありません。
2500Wの出力により、非常に高い熱量が得られます。これにより、数秒で滅菌可能な温度に到達できます。しかし、そんな高い出力を扱うためには、周囲の機器もそれに耐えられるものでなければなりません。冷却装置や断熱処理も十分に機能し、部品を熱から守る必要があります。
構造について
私たちは石英製の外殻とハロゲン系の充填剤を使用しました。なぜかというと、ほぼ瞬時に加熱され、1日中何度もオンオフを繰り返しても出力が安定するからです。
短波赤外線は空気を温めるだけでなく、熱を直接表面の深層に届けます。管自体には特別なコーティングが施されており、出力が安定し、急なオンオフの繰り返しにも耐えられます。
接続部分にはR7sコネクタを使用しています。これは高温や大電流にも耐えられ、緩むことやスパークが発生することがありません。標準的な取り付け具に直接装着できるので、特別な改造をする必要はありません。
なぜこれが効果的か
キャビネットを消毒する際、速度が最も重要です。このヒーターは即座に目標温度に到達し、徹底的で再現性の高い熱処理を実現します。
また、コンパクトな形状のため、キャビネット内に製品や装置を置くスペースが増えます。これは、迅速に循環し、温度を維持し、生産現場での厳しい条件に耐えられるシステムです。
ただし、小さな空間に大量の熱が込められるため、キャビネットに適切な冷却装置や十分なスペースがあることが不可欠です。